既卒は新卒より就活量が減るという現実

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 2013年9月3日から2013年9月16日の間に、株式会社マイナビが『マイナビ2014』に登録している既卒者を対象に「2013年度マイナビ既卒者の就職活動に関する調査」を行いました。その調査で、既卒になってからと在学中を比較して就活量が変わったかを聞いたところ、「活動量が増えた」が35.5%、「活動量が減った」が39.3%と、減少傾向があることがわかりました。

 既卒の就活量が減ってしまう原因の一つに、既卒者を採用対象にしている企業が少ないことがあげられます。この調査を行った『マイナビ2014』で公開されている求人を見ても、新卒者と既卒者の同時募集を行っている企業は、全掲載企業の23.2%だそうです(2013年9月19日時点)。一方で、既卒の就職内定率は29.0%と、前年の同月より5.4%アップしています。官庁などは、新卒者より既卒者の方が内定率が高いなど、業種や職種によっては既卒が有利なものもありそうです。

 とはいえ、就職内定先が満足のいくものであるかは、また別の問題で、既卒者の内定満足度は新卒者より低い傾向にあります。そのため、内定が出ても断り、就活を続行する既卒者も少なくありません。実際に仕事をしてみなければ、その会社や仕事が自分に合っているかどうかはわからないでしょう。終身雇用制が崩壊した日本では、キャリアや収入をアップさせるための転職も盛んともいえます。既卒者の中には、将来の転職を見越して、社会人経験を積むと割り切って就職する人も増えています。

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